ネイティオ型ドラパルトex研究整理・備忘録

純構築型に限界を感じ始めました。具体的には下記です:

  • ネオアッパーが対策されやすい
  • 2t目起動がどうしても安定しない(これ以上安定させようとするとイキリンコexなどに頼るフェーズまで行ってしまいそう)
    • 後1にぎにぎドロー(ピィ)からの後2ネオラントVが有効に感じたが、ピィのHP30に不安がある....ミラー、マシマシラなど

そこで基本エネの加速手段を持ち、現在のところ使用率も高い、ネイティオ型を考えてみることにしました。

構築 [FFdVVk-otjECK-5vVk5v]

 

まず前提として、ネイティオ型の性質上、2t目ファントムダイブを狙うのはほぼ諦めています。「上振れれば後2でワンチャンいけるかも」くらいです。

また安定のため、デヴォや改ハン、神殿の2枚目などのユーティリティ枠を大幅に削っています。

その代わり、ワタル型の思想を受け継いで、しっかり盤面を作っていくことを目指しました。

 

各カード

準構築型にも共通する要素については、そこからの変化点を基準に記述します。

  • ネイティオライン:2-2
    • ネイティオ型の肝です。主な役割としては下記です。現在のところ主にドロソとしての活躍を期待していて、エネ加速はおまけ程度の気持ちでいます  :
      • ドロー効果
        →5, 6枚目のドロンチ(=ドロソ)
      • エネ加速
        →炎エネさえ手貼りすればエネが完成するようにしておく
        →ドロンチ狩りケア:仮にネイティオとエネ付きドロンチの一方が倒されても、もう一方が生き残りエネが間に合う
    • 基本的に1ラインしか出しません。理想盤面は、ドロンチライン3以上・ネイティオ1です。たまにですが序盤でネイティを壁にし、ベンチにも居るネイティラインと合わせてどちらかは生き残る、という状況を作ることも視野にあります。
    • ワタル型と同じく盤面形成に時間をかける今回ですが、ワタル型の問題点だった「盤面準備中にエネ付きドロンチがボスなどで倒された場合ほぼ確実に遅れてしまう」という問題も、エネ加速のおかげで解決しています。
  • シャリタツ(+メタモン:4 → 2
    • メタモンを抜き、シャリタツのみの2枚にしました。ネイティオを2ライン入れた関係で、種の数自体は足りています。
    • 逆に減らしまくって1枚だと、今度は少なすぎる印象でした。先攻なら1匹、後攻なら2匹のポケモンを壁にして盤面をしっかり作りたい場合がかなりあり、後攻でも1匹で済む可能性を考慮しつつサイド落ちケアの2枚としています。ミライドン対策で1枚をクレッフィにするのもありだと思っています。
      ※追記:1枚でも良いかもしれません。ネイティオラインのおかげでドロソシステムの枚数に余裕があるので、余剰のドラメシヤやネイティを壁にすることも可能だと感じています。
      特に、ドラメシヤでエヴォを打つと良いことがあります。エヴォの返しにベンチのネイティオが倒されてしまった場合でも、生き残ったエネ付きドラメシヤを進化・手貼りすればファントムダイブへ即座に繋がります。
    • スタート率は低くなっていますが、自身の効果でも手に入れやすいペパーからのボードで前に出すこともできます。壁として2匹目が必要だ、という判断がその番に入ってからになってしまった場合でも、ボードがあればスムーズに前へ差し出せます。
  • エヴォ:2
    • エヴォ型の要です。ワタル型はドロンチ(1進化システムドロソ)の展開を主にワタルで行っていましたが、今回はネイティオにも対応しているこちらで展開します。炎エネは貴重なため、打つために使うエネは超を優先します。
  • ハイパーボール:4 → 3
    • 準構築型においては、ドロソとの合わせ技でドロンチを展開するための4枚採用でした。今回はネイティオを追加したことで、ハイボがなくてもシステム1進化に触れる確率が上がっており、エヴォでも展開できるため1枚減らしました。
  • ヒスイヘビボ:1 → 0
    • 準構築型ではドロンチラインが盤面に4つ必要でした。今回は5, 6枚目のドロンチ/ドラメシヤとして機能する(ことにしている)ネイティオ/ネイティのおかげでサイド落ちに耐性があります。
    • 「ドラパルトになれる」などのドラメシヤにしかこなせない役割もあり過剰にサイド落ちすると苦しいのですが、ドロソシステム自体はネイティオのおかげで足りるので、それで継戦して中盤頃までに拾えればなんとかなるイメージです。
  • ボード:1 → 2 → 1
    • 最終的に変わっていませんが、2枚の時期がありました。ポケモンを即座にバトル場に出せるためアカシックセンスのエネ加速と相性が良く、確実に使えるようサイド落ちケアで2枚目を入れたくなります。しかし今回は盤面形成に時間をかけることを想定しているため、アカシックセンスは攻撃開始前の準備の番までに使えていることが多いです。
    • 「今すぐシャリタツを前に出したい」「上振れて2t目起動が達成できそう」などのどうしても早急に入れ替えたい場合にのみ使う想定で、1枚に抑えました。
  • アメ:2 → 1
    • 役割は5枚目以降のドロンチ・テンポ取りでしたが、一旦減らしてみました。前者としては、今回は上述の通り足りることが多いです。後者としては、エヴォでも可能です。
  • 基本超エネ:4 → 5
    • ネイティオがドロソとして機能するよう、超エネを増やしました。4でもギリギリ足りる印象なのですが、ドロソとしてちゃんと機能させるにはできるだけ多い方が良いです。現物枚数を増やすことでリソース管理の厳しさもシンプルに軽減でき、エヴォや逃げにエネを消費することもあるのでありがたいです。
    • 一方で、代わりに大地の器を増やすのもアリかもしれないです。アカシックセンス有するこのデッキにおいて、エネ2枚分になるカードは実質ネオアッパーエネルギーです。攻撃の要求値がぐーんと下がります。
  • 基本炎エネ:4 → 3 
    • 超エネを増やした関係で枠がなく、引けなくなりすぎない範囲で削りました。大地の器と合わせて5枚あるのでギリギリ引けるか、といったところです。一度引きさえすれば持っておく判断が可能な点も幸いしています。アカシックセンスにより超エネが先に付いていく関係で、こちらは殴らせる番になってから貼れば良いためです(なお手札干渉されるとマズいので、状況に応じて「ケアして先に貼っておく」などの判断がもちろん必要になります)。

 

今回は採用を見送ったカード

あったら嬉しいカードたちです。

  • アメ(2枚目):1
    • サイド落ちケアになります。
    •  また素引きできる可能性が上がり、嬉しいことがあります。ドラパルトをジャンプ進化で出すことで、ドロンチの消費を節約できるパターンがあります(実質ドロンチを引く確率を上げられる)。細かいですが、ドロンチをサーチすることになるはずだったハイボの手札コストの節約にもなります。
      • しかし、ミラーにおいてはドロンチにダメカンを3個乗せられるシーンが多くあり、このままだと倒されるだろうドロンチから渋々進化させることになる印象で、結局出番がなくなりがちです。
  • 改ハン or 神殿(2枚目):1
    • ルギアを重く見るなら2枚目の特殊エネ貫通札は欲しいです。が、対ルギアは相手の事故を祈るくらいの割り切りが必要でしょうか。
  • ヒスイヘビボ:1
    • ドラメシヤ2落ちとかはやっぱり辛いです。ポフィンでの出し方とかでサイド落ちがバレてドロンチ狩りが始まります。
      けどやっぱり割り切って他に枠割いたほうが良さそうな気がします。
  • ロストスイーパー:1
    • HP上げる道具とか壊せると楽になることが多いです。勇気のお守り、マントなど。ペパーでサーチできるのはデカいですね。
  • 他のACE SPEC枠:1
    • アンフェアスタンプ
      • 3t起動のデッキでは下手な先殴りを許さない頼もしいカードになります。5枚ドローもデッキを回してくれます。早々に盤面完成させて押し切るデッキには効きづらいので、環境次第かなと思っています。
    • 回収サイクロン
      • ミラーをはじめとしてワンパンKOしてこない対面でのダメージレースがグッと有利になります。他の型と異なりアカシックセンスがあるおかげで「エネの再供給どうするんだよ〜」問題もありません。ミラーが多いと環境予想するなら採用したいです。
  • ボード(2枚目):1
    • 主にサイド落ちケアです。
  • デヴォ:1
    • リザなどの2進化デッキを重く見るなら欲しいです。環境次第ですね。入れずに済むなら他のカードに枠を割きたいところです。
  • 基本炎エネ(4枚目):1
    • 3枚だとリソース管理が大変です。でも完璧なプレイングができるなら3枚でギリギリ足りそうなんですよね...(できない)

 

しっかり盤面作る所から始める型としてはネイティオ型が一番良さそうに感じました。

ワタル型は自分の中でもう廃盤になりそうです。